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肥前佐賀文庫003
早すぎた幕府御儒者の外交論 古賀精里・侗庵

幕府の中枢で開国を論じた 第一級知識人の再評価を迫る 早すぎた幕府御儒者の外交論 古賀精里・侗庵

6月20日刊予定
梅澤秀夫著

古賀精里・侗庵父子は二代にわたり江戸昌平坂学問所の教授を務めた幕府屈指の知識人であった。この父子は、幕府御儒者というポストにありながら、ペリー来航の半世紀もまえに外交の必要性について大胆に論じた。本書は、精里が佐賀藩から幕府に抜擢された背景や、昌平坂学問所や聖堂における彼らの役割をふまえたうえで、はるかに時代に先んじた、進歩的かつ綿密な二人の外交論を紹介する。
幕末の日本において彼らが与えた影響の大きさは再認識されなければならない。巻頭に書画作約40点をカラー掲載。

目次

古賀精里の思想形成
古賀精里の生い立ち――遊学まで
日本の朱子学派
寛政朱子学派
古賀精里と佐賀藩政
昌平坂学問所教官としての古賀精里
昌平坂学問所の設置
精里の登用
学問所の日々
政治への関心
精里の晩年と葬儀
古賀侗庵と海防論
精里から侗庵へ
古賀家と蘭学
古賀侗庵の世界
付録
精里先生行実
先考侗庵府君行述
古賀精里・侗庵関係略年譜

この本の詳細

早すぎた幕府御儒者の外交論 古賀精里・侗庵
肥前佐賀文庫003
早すぎた幕府御儒者の外交論
古賀精里・侗庵

著者:梅澤秀夫
仕様:A5判・変型(210×138mm)・並製・188ページ口絵32ページ
定価:本体2,381円+税 送料370円
ISBN978-4-903157-07-8

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